【お酒:スピリッツってなんぞ!?ジン・ウォッカ・テキーラ・ラム】


『盛り上がったら飲んじゃうよね、テキーラァァァァ!!』

僕はテキーラが一番苦手です。
今回はそのテキーラが所属するスピリッツというお酒について。

スピリッツって何があるの?

スピリッツには4種類あります。

・ジン
・ウォッカ
・テキーラ
・ラム

ラムは角が生えたセクシーな女性のことではありません。
男性陣は気を付けましょう。

スピリッツについて

スピリッツは、蒸留酒です。
蒸留酒とは醸造酒をまさに蒸留して作られているのですが、とっても簡単に言うと、『アルコール度数を上げたもの』です。
つまり、鍛錬を重ねて身に付けた少林寺拳法を磨くべく、本場に乗り込み更なる鍛錬の末に辿り着いた境地・・・みたいな感じですが細かい話はまたにしましょう。

この蒸留酒には日本で馴染みのあるお酒も含まれます。
・ウイスキー
・焼酎
・泡盛
・ブランデー
などなど。
材料は、いろいろです。これもまたの機会にしましょう。

話をジン・ウォッカ・テキーラ・ラムに戻します。
この4つのお酒には、それぞれ背景とストーリーがあります。
また、それぞれの中に更に種類があったりします。
昔ながらの正統派もあれば、香草が入ったお洒落さんもあるし、フルーツとコラボしてるイケイケもあります。

焼酎で言うところの、麦・芋・米みたいな感じです。

ここでジン・ウォッカ・テキーラ・ラムについて紹介しましょう。

薬として人々の役に立っていた!?我が名はジン

発祥に関しては諸説あり、11世紀頃にイタリアの修道士さんがジュニパーベリー(セイヨウネズの実)を主な材料として作っていたのが発祥らしい(有力)
その後は17世紀にオランダの医学部教授さんが解熱・利尿用の薬用酒としていたジュニエーヴェル・ワイン (ジェネヴァ) を、「これ普通に美味くね?」と言って普通に飲み始める。
そして、オランダからイギリスに渡った際に人気を博し、いつの間にか長かった名前もまさかの3文字、ジン(Gin)にまで短くなった。

18世紀のロンドンでは、低所得労働者がわんさかおりまして、この頃のスラム街には「ジン中毒」と言われる人が急増したみたいです。それもそのはず、ビールと比べてジンは低価格で高アルコールだったので、なんとも燃費の良い酒だったんです。そうしたことを揶揄しジンは「労働者の不道徳な酒」と認識されていたみたいです。

ちなみに日本で初めてジンが蒸留されたのは1812年のことで、いろいろ大変な思いをした長崎出島のオランダ人のために、奉行所の人がオランダ人の協力を得て作ったのが最初みたいです。その時の経緯と、ネズの匂いが強すぎてあまりいい出来ではなかったという感想まで残っているらしい。意外と歴史がありますね。

Vodka?読めない。そうそれはウォッカ

ウォッカにもその発祥や期限には諸説ありますが、好きなのは14世紀の末ごろに、ジェノアの大使さんによって葡萄を原料にした「命の水」と呼ばれる蒸留酒が最初に紹介された説。なんでかと言うと、14世紀の末ごろにその地域を治めていた人の名前がドミトリー・ドンスコイ大公さんというから。ただそれだけです。

この「命の水」と呼ばれたものが凄いんです。
イギリスやアイルランドにも伝わったことでウイスキーになり、スカンジナヴィアではアクアビットになり、フランスではブランデーになったという、魔法の水。いや命の水。ロシアでは15世紀ごろに「ジーズネンナヤ・ヴァダー」というお酒になって、長いから略して「ヴァダー」になって。そんでウォッカと呼ばれるようになったみたいです。
ただし、ウォッカと呼ばれるようになったのがいつかは定かではないらしく、文献に初めて登場するのは1405年のことで、ポーランドのサンドミェシュ市裁判所の公文書の中に記載されているとのこと。ロシアが先かポーランドが先か裁判で争いましたが、結果的にポーランドは主張の証明がしきれず、「じゃぁウォッカはロシアの飲み物で」となったのはまさかの1977年っていう。

ちなみに、ソ連時代には経済や内政への不満が溢れ出した結果、ジンの運命と同じく「ウォッカ中毒」と呼ばれる人が急増したみたいです。なんとか解決しようとして製造自体を削減するまでに至った歴史もあります。

スピリッツ界の乾杯隊長、あちし、テキーラ

アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスルというなんかシータのフルネームみたいな感じで呼ばれている竜舌蘭から造られた蒸留酒であるテキーラですが、その起源について話すと古代アステカが出てきたり、山火事の焼け跡で発見された良い匂いを発し甘い樹液を出す焦げた竜舌蘭の話だったり、ハツカネズミの巣穴に黄金色の液体が溜まっていた伝説だったりで、なんか規格外な感じがハンパないですね。
名前の由来となったハリスコ州の町、サンティアゴ・デ・テキーラから。

個人的にはあの独特の香りが様々な思い出を蘇らせるのであまり飲まないんですが、ウェーイ!やヒーハー!なTPOでは多くの方から飲まれていますね。
中島みゆきさんも「テキーラを飲みほして」と歌っているほどです。

ショットグラスで一思いにグィッといく飲み方が多いようですが、愛飲される方はチビチビ飲むようです。

このテキーラの下りを書いているだけでちょっとクラクラしてきました。

海賊がよく飲んでるあれ、そう、ラム

西インド諸島(いわゆるカリブ海)が原産とされておりますこのラムですが、なんと言っても海賊のイメージですね。カリビアンなパイレーツがフラフラ歩きながら瓶のままグイッといくその様は、子どもながらに「あれもあれで確固たる生き方だな」とか思ったりしてました。

ラムはサトウキビが材料だけあって、甘い。香りも非常にスウィートなため、スイーツの材料としても重宝されています。

その発祥は定かではなく、16世紀か17世紀にカリブ海のある島で製造されたみたいです。
その後は悲しくも奴隷貿易の真っただ中にある産物となりました。
20世紀に入り第二次世界大戦の影響でイギリスからジンを輸入することが難しくなったアメリカでラムが人気を博し、大戦後もその人気衰えず、アメリカから世界へと人気を広めていったそうです。

めちゃめちゃ長くなった。笑

そんなわけで、スピリッツそれぞれの背景やストーリーをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
普段、何気なく飲んでいるカクテルにも多く使用されているスピリッツ。

お酒の知識ではなく、物語を知ると、違った味わいを感じられるかもですね。


山と山は出会えないが人と人は出会える。
そんな良いこと言ってみたい。

馳走屋
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