【お残しは許しまへんで】


『お残しは許しまへんでぇ~~~!』

画像は一切関係ない。
子どものころに一度は見ていることであろう、あの100%の勇気の某アニメに出てくる女性の名台詞だ。

彼女は容赦しない。
生徒はもちろん、たとえ相手が客人だろうが、目上だろうが、容赦しない。
残させない。

もし残せば、1週間の飯抜きに処す。

彼女は、本気だ。

何故、彼女はそこまで「食べ物を残す」ことに厳しいのだろうか。

そこで提供される食事の全てをその女性が一人で用意しているから?
食材となった命やそれを育んだ人たちへ失礼だから?
早く大きくなってほしいから?

正直、なんかしっくりこない。

ちょっとずるいけど、【アニメは大人が制作】【観るのは子どもが多い】みたいな視点にしてみたらどうだろう。

そしたら、割とあっさりしっくりきた。

あれは怒りではないだろう。
嘆きでも悲しみでもないだろう。

あれはきっと

『食べ物は食べられる時にしっかりと食べておきなさい』という愛のメッセージなんじゃないか。

ただでさえ、いつ何時に何が起こるかわからないこの世の中だからこそ、いつ何が起きても対処できるように。
食べ物が急に手に入らなくなったとしても、次の食べ物が見つかるまで1分1秒でも長く耐えられるように。

あの一言は、アニメの中の生徒たちが将来過酷な環境にその身を置くことになるから言っているのではない。
何故なら、視聴者の中にその学校の生徒はいないから。

『お残しは許しまへんでぇ~~~!』は、僕ら視聴者への愛のメッセージだ。

日本国内の年間の食品ロス量は約621万トンにも上る。
世界全体の食料援助量は約320万トンだ。

たった1日コンビニから食料が消えただけでニュースになるこの国は、毎年600万トン以上も『食べられる食品』を捨てているのである。

亡くなった祖父は知っている。
食べ物が手に入らなかった時代を。

僕は知らない。
食べ物が手に入らない時代を。

いよいよもってその時代を知っている人は居なくなる。

その代わりに、異なる意味で食べ物が手に入らない時代を僕らは知ることでしょう。

お残しは許しまへんで。
このあと何が起きても、あなたがしっかりと生きていけるように。

・・・的な解釈。


山と山は出会えないが人と人は出会える。
そんな良いこと言ってみたい。

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